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清澄白河にアートスペース「結び」 企画展やワークショップ開催へ

テキスタイルアーティストのアラキケイさんの作品
写真提供:moco

テキスタイルアーティストのアラキケイさんの作品 写真提供:moco

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 アートスペース「MUSUBI 結び(むすび)」が8月11日、清澄白河のライフスタイル雑貨店「canna(カンナ) kiyosumi」(江東区白河3)2階にオープンした。

フランス在住の美術家・西村麻美さんの陶器作品「空」シリーズ

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 「結び」プロデューサーの結城マミさんが昨年12月に沖縄で開いた金継ぎアートのワークショップの様子をSNSで見た、小・中学校の同級生で、1階の雑貨店と2階「結び」の両店の店主を務める村上豪さんから、「やりたいことを一緒に楽しいことをやろう」と声がかかり、「イメージを具現化して開いた」というアートスペース。

 店舗面積は約36平方メートル。「懐かしい」をコンセプトに、築63年の木の梁(はり)や柱を残し、壁のみ色付けして、絵の具が飛び散ったり、染みが付いたりした床も、あえてそのままの状態にした。

 金継ぎ講師で、苔玉(こけだま)クリエイター、企画展プロデューサーでもある結城さんがスペースの企画・運営を担当。オープニング特別企画展示「盆東風bongochi」では、テキスタイル、陶芸、苔玉の作品を「風」をテーマに演出し、テキスタイル織りのキーホルダーや金継ぎ、苔玉のワークショップも開催した。

 結城さんは「『結び』は金継ぎやアートを通じて、人とモノを結び、モノとモノを結び、時には人と人を結ぶ場所。古来の伝統を近代のスパイスを加えながら次世代へつなぎたい。今後も企画展やアーティストによるワークショップを開催していく」と意気込む。

 営業時間は11時~21時30分。火曜定休。

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