大島の商店街「サンロード中の橋」内の老舗ベーカリー「メイカセブン」（江東区大島7）で8月23日・24日、店頭を利用して「夏祭り」が開催された。

店頭で披露された紙芝居屋「どろんこ座」のパフォーマンス

　「サンロード中の橋商店街を盛り上げ、地域貢献ができれば」という思いで、ベーカリーが単店で企画・運営し、両日とも14時～19時に開いたミニ夏祭り。以前開かれていた商店街としての夏祭りが、コロナ禍や猛暑などで開催されなくなったこともあり、近隣の家族連れが浴衣姿などで来店した。

　店頭では絵と歌と演奏を組み合わせたパフォーマンスを披露する紙芝居屋「どろんこ座」がミュージカルテイストの紙芝居を1日4回、2日で8回行った。子どもたちが綿あめやソフトクリームを自ら作る体験コーナーも設置。フェースペインターが顔や腕にペインティングを施し、スーパーボールやヨーヨー、金魚すくいも盛況だった。

　店主の関口明美さんは「メイカセブンはいつも何かやっていると思ってほしい。店単独での開催は大変だが、行って楽しかったと言ってもらえるとうれしいし、地域貢献ができれば、という思いで続けている」と話す。