
国内ブランドを中心にセレクトしたアイウエアセレクトショップ「Clan Eyewear(クランアイウエア)」(江東区清澄3)が清澄白河駅すぐの清澄通り沿いにオープンして、9月2日で1カ月がたった。
以前は「町中華だった」という場所を改装し、「シンプルな」内装に仕上げた同店。店舗面積は180平方メートルほどで、店内中央に平台などの什器を配置せず、スペースを広く設けている。店主の前田大輝さんは「余白たっぷりの内装に仕上げ、眼鏡が美しく見えるように、こだわって壁の棚だけで陳列している」と話す。
店内には、前田さんがセレクトした国内外のブランドの商品を並べる。取り扱いブランドは前田さんが働いていた仏アイウエアブランド「jacques durand(ジャック・デュラン)」。坂本龍一さんが愛用していた眼鏡としても知られており、価格は全アイテム5万9,400円。日本ブランドでは1917(大正6)年に福井で創業した「KAME MAN NEN(カメマンネン)」(5万円前後)が前田さんの「お薦め」だという。この2ブランドは、江東区内では同店のみで取り扱っているという。
その他、ビンテージ眼鏡も豊富にそろえており、全商品に度入りレンズを入れることが可能。店奥で視力検査を行い、納品までは1週間~10日ほどかかる。
前田さんは「トレンドや流行に左右されることなく、耐久性も含めて品質の高い日本製のフレームが多く、しっかりとメンテナンスをしながら何十年と使っていける眼鏡を取りそろえている」と話す。
営業時間は12時~20時。