
バー「お酒の美術館 深川森下店」(江東区森下2)が8月21日、森下駅からすぐの清澄通り沿いにオープンした。
現在は宮城県から沖縄県までフランチャイズ展開する「お酒の美術館」は8月、100店舗を達成した。同店は、銀座のスペイン料理店で店長を務めていた宮坂愛さんが、近隣の店とのシナジーを生み出しながら森下エリアの夜時間を盛り上げたいという思いで開いた。
コンセプトは「バーに通い慣れていない初心者でも入りやすく、飲みながら時間と空間が楽しめる場所」。「お酒の美術館」として初となる完全キャッシュレスで経営する。
店舗面積は約40平方メートル。席数は18席。銀座で複数のオーセンティックバーを立ち上げ、現在は清澄白河や森下でバーを経営している中村誠吾さんが監修した内装は、無機質な中に欧風な細工のデザインを入れ、「バーとしての非日常感がある仕上がりにした」という。
ウイスキーやブランデーなどを1杯500円から提供し、希少なオールドボトルも並べる。チャージは無料で、フードの持ち込みやフードデリバリー受け取りも可能。「クセのない味わいの『オリジナル樽(たる)ハイボール深川』とスモーキーな『オリジナル樽ハイボール森下』(以上770円)が「お薦め」だという。
宮坂さんは「気兼ねなくふらっと来店いただき、好きなお酒を飲んでくつろげる場所として利用してほしい。今後は近隣店舗からゲストバーテンダーデーを迎えたり、ウイスキーの飲み比べメニューを提供したりしたい」と意気込む。
営業時間は18時~23時30分(土曜・日曜・祝日は15時~)。月曜定休。