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東京サンロッカーズ、初勝利 「ホームコート守りたい」千葉にリベンジ

14得点4アシストなどをマークした田中大貴選手

14得点4アシストなどをマークした田中大貴選手

 Bリーグ・東京サンロッカーズが9月26日、TOYOTA ARENA TOKYO(江東区青海1)で千葉ジェッツ(以下、千葉)と対戦し95-79で勝利した。

22得点16リバウンドのジョシュ・ホーキンソン選手

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 開幕節2戦目となったこの日。前日競り負けていたことから「ホームコートは守りたい」(ジョシュ・ホーキンソン選手)と臨んだ。

 第1クオーター(Q)千葉に高確率で3ポイント(P)シュートを決められリードを許すが、田中大貴選手が起点となり攻撃を組み立てて加点し、流れを渡さなかった。田中選手は、手を叩いてチームを鼓舞する姿を見せたが、「オフコートでも文化を作る意味で再スタートを切っている。過去3年、結果が出ていないことに責任をすごく感じているので、自分たちも何か変えないといけない。若いメンバーがいる中で、リーダーシップを発揮したり声をかけたりしていかないといけない」とその意図を示した。

 ホーキンソン選手の3Pシュートがブザービーターとなり、24-22と逆転して迎えた2Qは互角の戦いとなる。ファウルがかさみ、リバウンドやルーズボールを取られ、難しいシュートを決められる場面が見られるなか、途中出場した山際爽吾選手が守備でプレッシャーをかけ、山崎(崎はたつさき)一渉選手がルーズボールに飛び込み、チームにエナジーを与えた。残り5秒からの守備では「(千葉・渡邊)雄太なら右にドリブルしたらステップバックかなっていうのはある程度読めていた」と、ベンドラメ礼生選手が簡単にシュートを打たせなかった。

 43-41で迎えた後半序盤は、ホーキンソン選手がリバウンドからの得点やシュートブロックなど、躍動。一進一退の攻防となり、66-61と競った状況で最終Qに突入した。同Qには、アリーナMCのパトリック・ユウさんが昨季までのチーム名「サンロッカーズ渋谷」をコールする場面も。ベンドラメ選手は思わず指を指して反応していたが、「これで外したらダサいと思いながら」、直後のフリースローを決め切った。

 最終Q、フィジカルを生かしてゴール下で得点を重ねたブライソン・ウィリアムズ選手。ファウルがかさみ出場時間が限られたなか、「置かれた状況に対し、全力を出してやろうと思っている。いい状況判断ができたと思う」と自己評価。ベンドラメ選手は「身長のアドバンテージはあると思っていた。しっかり狙おうとチームで話していた」と言い、千葉の選手がファウルアウトしたこともあり手薄となったインサイドを積極的に狙い、点差を広げて勝ち切った。

 速い展開の攻撃を目指すなか、この日は速攻からの得点が10点と伸びなかった。ハーフコートで攻撃を組み立てることになるが、ショーン・デニスヘッドコーチ(HC)は、映像を見て対策される懸念から「セットプレーをコールするのは好きじゃない」と言い、「いくつかトリガーを用意している」と明かす。「選手がコート上で守備を読んでアドバンテージを作ってほしい。判断力が必要になるが、ロボットにならずに考えて判断してほしい」と考える。

 セットオフェンスの遂行力が高い田中選手は、「正反対とまではいわないが、今までやってきたバスケットと大きく違うことをやっている」と今季の攻撃スタイルを認識。「合っていないというのは簡単で、やると決めたらそのスタイルで高めていくしかない。ある程度自由を与えてくれているからこそ、どれだけやれるかは自分自身に対してチャレンジでもある。どんなHCが来てもいい選手は必要とされる。僕は賢い方だと思っているので、起点になれる時はなりたい」とアピールする。

 守備では前日の試合で多く許したレイアップへの対策が見られた。デニスHCは、朝のミーティングを振り返り、「3Q6分35秒の場面を見せた。全員が正しいポジショニングを取れていないと話し、選手からも意見をもらい議論した。いい反応をしてくれた」と評価した。

 次節は10月3日・4日、同アリーナに秋田ノーザンハピネッツを迎える。