
イタリア料理とワインの店「ぱーちぇ」(江東区南砂2)が9月1日、東陽町駅から東へ歩いてすぐの場所にある南砂団地内にオープンした。
南砂団地は約4000世帯、1万人以上が暮らす大型団地で、1階に飲食店やスーパーなどのテナントが入っており、以前はフレンチビストロだった店舗を改装して出店した。店舗面積は60平方メートルほどで、ソファ席も含め店内に30席を用意する。
店主の山崎泰直さんは10年ほど前からトラットリア「La Feda(ラフェーデ)」(北砂7)を経営し、次の店では「テラス席のある店でイタリア料理を提供したい」という思いから、店前のスペースにテーブル6卓を置くことができる同店を姉妹店として出店した。
コンセプトは「日常を彩るイタリア料理とワイン」とし、主に周辺の会社で働く人のランチと団地居住者や周辺の住民にディナーを提供する。
メニューは、マルサラワイン漬けた「酔っぱらい海老(えび)」(500円)、山形県平田牧場の三元豚を香草で巻いて焼き上げた「ポルケッタ」(1,800円)が山崎さんの「お薦め」だという。ワインは年間60カ所の試飲会に足を運び、セレクトして用意している。
山崎さんは「直感的にうまい、おいしいといってもらえる料理をそろえている。居心地のいい空間で、料理を食べ、ワインを飲んで、少しでもその日が良い日だと感じてもらえるとうれしい」と話す。
営業時間は、11時30分~14時、17時~22時。日曜定休。