
イタリア料理店「tomoni.(トモニ)」(江東区住吉1)が9月8日、住吉にオープンした。28歳のシェフ・荒木友哉(ともや)さんが、住吉で半世紀続いたすし店「千倉」を引き継ぐ形で、和と洋をブレンドした店内に改装して開いた。
荒木さんは神楽坂のイタリアンレストランでシェフを務め、2024年に独立。ランチのみで間借り営業するイタリアン「station213」(墨田区)を開いていたが、千倉の閉店を聞き、移店するとともに改称して同店を開いた。
店舗面積は約33平方メートルで、カウンター席を含め17席を用意。荒木さんは「料理人を志してからカジュアルな空間でカジュアルなメニューを提供したいと考えていた。すし店だった和の要素も残しつつ、内装業をしている双子の弟らと一緒に店を作った」と振り返る。
店内はカウンターや壁などの色を変え、店の奥は天井やライトのみを変更するにとどめ、畳を敷いた小上がりも残した。
現在はランチ営業のみで4種のパスタ(1,300円~)を提供している。荒木さんの「お薦め」は「お肉たっぷりボロネーゼ」で、自家製デザート(常時4~6種)にも力を入れているという。10月にはディナーも始める。
営業時間は11時30分~14時30分(10月から17時30分~22時にディナー営業も始める)。水曜定休。