
森下文化センター(江東区森下3)が恒例の「のらくろマンガ賞」を今年も開催し、「コマ漫画」「ストーリー漫画」「イラスト」の3部門で作品を募集している。開催は今年で21回目。
漫画「のらくろ」の作者で、幼少期を江東区内で過ごした田河水泡さんの日本で唯一の展示スペース「田川水泡・のらくろ館」を併設する同施設。毎年、漫画作品を募集し、プロの漫画家が審査員となって、一般とジュニアに分けて大賞、優秀賞、佳作を選んでいる。
部門は、「お出かけ」がテーマの「コマ漫画の部」、「平和」がテーマの「イラストの部」、テーマを設定しない「ストーリー漫画の部」の3部門を用意。「イラストの部」のみ、手描きだけでなく、デジタル作品で応募することができる。
田河さんの弟子で漫画家の山根青鬼審査委員長は「のらくろマンガ賞で日本中を明るくしよう」と応募を呼びかける。
応募にはサイズの指定や生成AIの作品が不可などの規定がある。締め切りは10月25日必着。