
9月21日に落語の真打ちに昇進した落語家5人の襲名披露興行が11月5日~9日、深川江戸資料館(江東区白河1)で開催される。主催は国立演芸場。
開場から60年ほどが経過し、建物や施設の老朽化が進んでいたことから閉場している国立演芸場に代わり、「令和7年秋の真打ち昇進襲名披露興行」の最後を同館が飾ることになった。
真打ちに昇進する、柳家やなぎさん(5日)、林家なな子さん(6日)、吉原馬雀さん」(7日)、金原亭馬久改メ六代目金原亭馬好さん(8日)、入船亭遊京改メ入船亭扇白さん(9日)が、各日のトリとして高座に上がる。
真打ちとは落語家や講談師が行う興行のなかで最後に出る資格を持つ人のこと。 師匠と呼ばれ、弟子を取ることができる。今年は春に5人が真打ちに昇進しており、秋と合わせて真打ち昇進は計10人となった。
上演時間は13時~15時45分。入場料は2,300円。チケットは10月18日から販売する。