門前仲町の神社仏閣、店舗などで手水(ちょうず)鉢に花を浮かべ、来訪者をもてなすイベント「深川花手水2025秋」がスタートした。
今秋は富岡八幡宮(江東区富岡1)、深川不動堂(富岡1)、永代寺(富岡1)に加え、心行寺(深川2)も参加し、全48カ所の店先に花を浮かべた手水鉢を設置し、門前町を花で彩った。
「花手水」とは、神社やお寺にある手を清める場所の「手水舎」の手水鉢に色鮮やかなお花を浮かべること。
新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から手水舎の使用を控え、代わりに花を浮かべて参拝者に癒しや安らぎを提供しようとしたことに始まる。
深川花手水は2022(令和4)年6月に富岡八幡宮境内と門前仲町の飲食店2店舗で試験的にスタート。その後、回を重ねるごとに反響が大きくなり、2025年秋はこれまでで花手水の数が一番多くなった。
10月31日まで。