清澄白河駅から徒歩すぐの場所にあるストア兼プレスルーム「ジャンル無き展覧会」(江東区清澄3)が1月9日~11日まで、「盆栽POP UP(ポップアップ)ストア」と題した盆栽の展示・販売を開催する。
同店とコラボする盆栽家の大野ゆりえさんは、千葉県いすみ市で実の祖父が営んでいた盆栽園を復活させるため、「盆栽屋の孫」と称して奮闘している。
ポップアップストアでは大野さんが手掛けた大小さまざまな盆栽をディスプレイ。「2026年新春の企画として和の創造的な空間を演出する」という。
大野さんは「今回開催させていただくジャンル無き展覧会はものづくりを根幹としたストア兼プレスルーム。盆栽の根幹も同じようにものづくりにある。自然という素材と向き合い、樹形を設計し、鉢や配置を選び、時間をかけて完成へと導く盆栽とは分野は違えど、本質を見極め、手を動かし、形にするという思想を共有する者同士だからこそ生まれるコラボレーションだと考えている。当日は両者のものづくりが交差する空間を体感できるので、会場に足を運び、そこでしか出合えない表現と向き合ってほしい」と来店を呼びかける。
開催時間は9日が12時~18時、10日・11日が11時~18時。入場無料。