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有明で江東5区写真コンクール展 70回の節目に過去最多の応募写真集まる

有明ガーデン2階の展示スペースで入賞作品を展示

有明ガーデン2階の展示スペースで入賞作品を展示

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 「下町の四季」をテーマに墨田、江東、足立、葛飾、江戸川の5区を撮影した写真を募集した「第70回江東5区写真コンクール」の入選写真50点を展示した入選作品展が、有明ガーデン(江東区有明2)2階で開催されている。

特賞は「秋色パレード出発進行」と題した紅葉時期を切り取った作品

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 70回目を迎えた同コンクールは読売新聞東京本社が主催し、下町の魅力の新たな発見と地域の活性化を図ることを目的としている。テーマは「下町の四季」。江戸情緒あふれる街並みや、ほほ笑ましい日常の光景などの写真が集まった。

 今回は198人から過去10年間で最も多い867点の応募があった。新鮮な風景や一瞬を捉えた写真が多く、審査を担当する同社写真部のカメラマンは「今まで知らなかったポイントを教えられたような感覚になる」と話す。

 入選した50作品で最も評価の高かった特選には「秋色パレード出発進行」というタイトルの作品が選ばれた。木々の葉が色付いた秋の公園で、手を高く挙げてポーズを決める娘さんの笑顔、その姿を優しい表情で見つめる母親、そしてその背中の後ろでほほえむもう一人のお子さまを写した一枚。

 続く1等の作品はタイトルが「準備運動」。葛西海浜公園(江戸川区)で、準備運動をしている若者たちのシルエットを逆光で浮かび上がらせたショットで、キラキラと輝く海を背景に、手足を大きく挙げる若者が影絵のように動いているかのような作品

 同社江東支局長の小野沢記秀(のりひで)さんは「無事70回を迎えることができたことを支局長としてうれしく思う。長い歴史を刻んでこられたのは読者の皆様から毎年多くの作品をご応募いただけたことと、協賛会社の皆様のおかげ。改めて感謝を申し上げたい。AIで美しい画像が簡単に作成できる時代だが、これからも読者目線で多くの下町の四季を撮影してもらい、その魅力を再発見していただくことを目的に写真展を続けていく。若い人にも気軽に参加いただけるようなコンテストにしていきたい」と話す。

 開催時間は10時~21時。1月8日まで。

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