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清澄白河に鮮魚店「さかなの福助」 豊洲から仕入れた旬の魚介類販売

店内に並ぶ種類豊富な旬魚介。奥にはすしや総菜も豊富にそろう

店内に並ぶ種類豊富な旬魚介。奥にはすしや総菜も豊富にそろう

 清澄白河駅から清洲橋通りを歩いてすぐの場所に鮮魚店「さかなの福助」(江東区白川3)がオープンして、3月11日で3カ月がたった。

丸魚がぎっしり入った木枠には旬の魚がズラリ

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 コンセプトは「令和の地域密着型お魚屋さん」。単に魚を売るだけでなく、「鮮魚小売りと食を融合させる」ことで、その場でさばきたての魚を販売する。特に、子どもたちが魚に親しみ、大好きになった魚の味を原体験として持てるよう、店内調理した弁当など、「現代のライフスタイルに合った新しい魚屋の姿を目指している」という。

 同店立ち上げには、スーパーの鮮魚統括、豊洲市場のマグロ仲卸、ワイン業界など、それぞれ異なる専門性を持つ37歳の同級生4人が集結。魚離れや個人鮮魚店の減少という現状に危機感を抱き、「自分たちのスキルを結集すれば、日本の豊かな魚文化を次世代につなげられるはず」と決意し、「4人とも会社を辞め、人生を懸けた挑戦として創業した」という。

 店主の濱田康太さんは「清澄白河エリアは、古き良き下町の情緒と、新しい文化が融合する活気ある街。感度の高いファミリー層が多く、食への関心も高いので、私たちの提唱する『令和の魚屋化』が地域の方々に最も必要とされ、愛される場所になると確信し、出店を決めた」と話す。

 店舗面積は95平方メートル。「大人から子どもまで、わくわくする魚屋(市場感)」をコンセプトに据えた。従来の「生臭い」「入りにくい」というイメージを払拭し、「清潔感がありながらも、職人の手さばきを間近で見られるオープンな空間にこだわった」という。

 最大の強みは「目利きと鮮度」。豊洲の仲卸直結のネットワークを生かし、「スーパーや大型店には並ばない希少な部位を含め、その日一番の旬を仕入れている」という。弁当やすし、揚げ物などの総菜にも豊洲から仕入れた鮮魚を使っている。

 豊洲のプロが選んだ「本マグロ」や、食べやすいように骨を取り除いた「切り身」、「当日仕入れ、売り切りの豊洲直送の魚介類」が「お薦め」だという。

 「季節ごとに仕入れる魚が変わり、丸魚を置くことで『見て楽しい』『来て楽しい』を実感できる魚屋」を目指すという同店。週末に家族で「魚を学ぶ」場所として利用でき、客が「今日のお薦めは?」と
 尋ねる会話も聞かれる。

 今後は子ども向けの「お魚解体見学」や「魚のさばき方教室」などのワークショップを計画中。濱田さんは「地域に根差し、この店がなくなったら困ると言ってもらえるような100年続く店づくりを目指す」と意気込む。

 営業時間は10時~19時。水曜定休。

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