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「街をつなげる人をつなげる」江東区キーパーソンインタビュー《 vol.001》江東区 大久保朋果区長 / Part1

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「江東経済新聞」の特集は「街をつなげる人をつなげる」をテーマに街に寄り添う人を紹介します。まずは【江東区キーパーソンインタビュー】を展開します。
第1回目は江東区の大久保朋果(ともか)区長にご登場いただきます。

まず最初に大久保区長と江東区の繋がりを教えてください。

私は江東区長選に立候補するまで東京都の職員でした。その中の業務として江東区に多く関わっていました。江東区は都政に関わる事業が多かったという事情もありました。例えば、築地から豊洲への市場の移転が記憶に残っているかと思います。体と心の両面で非常に重たい障害のあるお子さんを預かる東京都立東部療育センターが江東区にあり、その担当を私がしていたことでも江東区と関わっていました。江東区が東京都の中で重要な区のひとつであるのは昔も今も変わらないと思います。

区長になる以前はプライベートでも江東区を訪れていましたか?

都の職員時代は食事で亀戸や門前仲町、ドライブで臨海エリアに遊びに来ていました。もうなくなってしまいましたが、「ビーナスフォート」という施設があって、犬を飼っていたので愛犬を連れて入館できる場でした。特に雨の日は外で散歩させられないので、お気に入りのスポットでした。犬と入館できる施設は都内に少なかったと記憶しています。ただ、どうしても施設に入ると迷子になるのが難点でした。私は方向音痴なので訪れる度に迷っていました。

よく訪れていた臨海エリアを区長になった今、どう見られていますか?

臨海エリアを一口に「お台場」と表現されることがあります。港区のお台場と江東区の青海・有明の境目はそれほど一般的には意識されていません。歴代の江東区長の皆さんも対応に苦慮された場面があったのだろうと思います。

個人的に思うことは、例えば開発が続いている有明にはマンションも数多くあります。つまり住んでいる人が相当数います。江東区の臨海エリアは豊洲もしかりですが、商業地と住宅地が混在していることが特徴。住むことに配慮しながら、エリアを盛り上げていくことが商業地だけのエリアと大きく違うと考えています。

次のページでは区長を目指した理由についてお聞きしました

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