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「街をつなげる人をつなげる」江東区キーパーソンインタビュー《 vol.001》江東区 大久保朋果区長 / Part4

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「江東経済新聞」の特集は「街をつなげる人をつなげる」をテーマに街に寄り添う人を紹介します。まずは【江東区キーパーソンインタビュー】を展開します。
第1回目は江東区の大久保朋果(ともか)区長にご登場いただきます。

区長から見た江東区の魅力を教えてください。

エリアによって雰囲気は異なりますが、共通しているのは「人情に熱い」こと。私が各所に伺うとすごく喜んでくださって、いわゆる「下町の人情」が息づいていることを実感しています。ひとりの人としてもありがたいことですし、行政視点でも地域の繋がりがあることは非常にありがたいです。それが江東区の魅力です。

概形的なことで言えば深川・城東・臨海の各地域はそれぞれに特色があって、臨海地域はこれからまだまだ開発されていきますし、8号線が開通したり、未来への可能性という点では23区の中で比較しても一番伸び代があると思います。魅力をアピールするために江東区の公式インスタと個人のインスタとXで情報を発信しています。今後もその点はバージョンアップしていこうと考えています。

区長としてやりがいを感じていることを教えてください。

ひと言で言えば「すべて」です。自分が思うことを、職員に協力してもらいながらですが、ひとつずつ形にできているということにとてもやりがいを感じています。そうは言ってもまだまだ江東区にいきなり飛び込んだようなものなので、まずは区民の皆さんと繋がりたいというか、現時点ではなるべくいろんな町の行事に顔を出すようにしています。何度もお会いするようになると、知った仲になってくることもすごくうれしいです。町会長さんにしてもいろんな団体のまとめ役にしても「区長さん頑張っているね」と言ってもらえるなど、初めからすごく温かく迎えてくれます。会う回数が増えれば、結びつきがどんどん強くなっていると感じていて、それもやりがいと言えますね。

呼んでいただく回数が増えていくのもうれしいです。区長を呼ぶことはハードルが高いとか、こんなイベントに呼ぶのは申し訳ないみたいな気持ちがあるかもしれませんが、いろんなところに顔を出していることで、「じゃあ、自分たちもお声がけしてみよう」と思ってもらい、顔を出すことで喜んでいただけるのは本当にありがたいです。

多くのイベント会場に出向いて、どんなことを感じていますか?

さまざまなイベントに参加して区民の意見を聞くことも重要だと思っています。それとともに言葉で表現することは難しいですが、街独特の「匂い」を肌で認識したいのです。大きく分ければ城東・深川・臨海で、城東は亀戸、砂町、大島と分けられるようにそれぞれに特性があります。深川の中の街もそれぞれ全然違います。それは各地に行けば行くほど実感しています。その地で生まれ育った人の感覚に到達はできなくても、その街独特の感覚を共有できるようになりたいという想いがあります。

皆さんがそれぞれの街をすごく愛していて、それぞれで街や人を大切にしつつも、最後は江東区としてひとつになりたいと思っています。

最後に区民の皆さんにメッセージをお願いします。

区民の皆さんと一緒に江東区政を進めていきたいです。区長に就任以降、続けている区民の声を聞くことを、これからも続けていきたいです。江東区で一緒に歩んでいきましょう。

通常業務だけでなく、数多くのイベントにいつも笑顔で参加している大久保朋果区長。個性あふれる街がつながり、人情あふれる人がつながる、そんな区政を先導してくれるキーパーソンだと、お話を聞いて確信しました!

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