
子どもたちを対象にランニングと英会話を組み合わせたイベント「『Running×English』 Special 1 Day」が7月12日、「新豊洲Brillia(ブリリア)ランニングスタジアム」(江東区有明1)で開催された。
ボードも使いながら走り方を指導するTeam D代表の高岡さん
主催した「AJTO Tokyo(アジトトーキョー)」は東京を拠点に、バイリンガルプロデューサーによるオンライン英語家庭教師、英語バイリンガルアフタースクール、自然体験イベント、バースデーパーティープロデュースなど、体験と学びを軸とした多彩なプログラムを提供している。
開催に協力したTeam Dは、走力・身体能力・非認知能力の向上を目的としたスポーツスクール。Team D代表の高岡裕さんの子どもがアジトトーキョーのプログラムに参加していたことが縁となり、「一緒に子どもたちの可能性を広げられるイベントを」と企画が立ち上がり、ランニングと英会話とを組み合わせたプログラムが実現。当日は4歳~10歳の子ども20人が参加した。
高岡さんは「イベントでは、ウオームアップや英語のアクティビティー、スプリント練習など、全てのプログラムを通じて『強制的な指導』ではなく『一緒にやってみよう』という声がけで進行した。子どもたちは最初こそ緊張していたが、英語の説明を聞きながら、動きをまねして褒められたりするうちに、自然と『分かった』という感覚を得て、最終的には『最後まで走り切れた』という成功体験につながっていた」と振り返る。
AJTO TokyoバイリンガルプロデューサーのAJさんは「前半の英語プログラムは英語中心で進行したが、要所要所、日本語でフォローした。インストラクターはバイリンガルなので、子どもたちの理解が追いつかなくても自然なサポートが可能。英語での指示は『Let’s do 〇〇!』とシンプルに、動作と一緒に理解できるように伝えるので、英語初心者の子どもでも無理なく参加できたと思う」と話す。
体験した子どもたちからは「昨年は運動会の駆けっこで3位だったけど、走り方を教えてもらったから今年は1位を取りたい」「楽しかった。またやりたい」「英語で言えた。すごいって言われた」などの声が聞かれた。