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江東・森下に薬膳師監修のカフェ「ソウ+トウキョウ」 夜はバー営業も

「SO+TOKYO」お薦めの薬膳ティー「秋潤ブレンド」と「季節のブラータチーズ」

「SO+TOKYO」お薦めの薬膳ティー「秋潤ブレンド」と「季節のブラータチーズ」

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 季節ごとにブレンドをアレンジした薬膳ティーなどを提供するカフェ&バー「SO(ソウ)+TOKYO」(江東区森下3)が11月2日、高橋の「のらくろード商店街」近くの高橋夜店通り沿いにオープンした。

「SO+TOKYO」店主の金木由紀さん

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 自閉症の息子を育てる店主の金木(かねき)由紀さんが、社会とのつながりを失いがちな時期に「安心して人とつながれる場所の大切さ」を強く感じたことを原点とし、子育てと両立できる店を構想。地域の人が日常の延長のように立ち寄れる「心のよりどころになるような店」を目指して開いた。

 店舗面積は約30平方メートル。カウンター席とテーブル席を合わせて8席を用意した。コンセプトは「Plus Balance(プラス・バランス)」。「お客さまの心に少しプラスのエネルギーが生まれるような空間を意識した」という。

 気軽に立ち寄れるよう外から中の雰囲気が見えやすい設計で、グレーベージュを基調に、シンボルカラーのイエローをアクセントに取り入れた内外装は「モダンで元気が出るデザインにこだわった」という。

 国際中医薬膳師の資格を持つ金木さんの友人が監修する「薬膳TEA」は、季節に応じてブレンドする茶葉を変えて提供する。11月は杏仁(きょうにん)と緑茶とキンモクセイの薬膳ティー「秋潤ブレンド」(800円)を用意。「ナツメ、ほうじ茶を使った薬膳ラテもお薦め」という。

 フードメニューもバランスを重視しながら無理なく続けられる「おいしい養生」がテーマ。旬の果物を使った「季節のブラータチーズ」(2,300円)が「お薦め」で、11月は柿を使ったブラータを提供する。

 カウンターに立って調理も接客も行う金木さんは「忙しい日常の中で少し立ち止まって心を整える場所にしたい。私自身が子育ての中で感じてきた悩みや経験があるので、悩みを抱える人の気持ちに寄り添いたい。気軽に集まれるイベントや子育て中の人がホッとできる小さな交流の場も作っていきたい」と今後の店舗の可能性に期待を抱く。

 営業時間は16時~22時。月曜・火曜定休。

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