アルバルク東京が11月27日、東京都と「ワイドコラボ協定」を結んだ。同日、都庁で協定締結式が行われた。
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同協定は複数の政策分野にまたがり、包括的・横断的な連携・協力を行うことで、地域社会の発展と都民サービスのさらなる向上を図るもの。
今年10月にオープンしたアルバルクのホームアリーナのトヨタアリーナ東京(江東区青海1)を起点に、臨海副都心エリアの魅力向上にも取り組んでいく。
協定内容は以下の8項目。青少年の健全育成に関すること、環境に関すること、健康増進に関すること、子育て・高齢者支援に関すること、スポーツ振興に関すること、ライフ・ワーク・バランスや女性の活躍推進に関すること、防災・減災に関すること、その他、地域社会の活性化や都民サービスの向上などに関すること。
式に出席した小池百合子都知事は「『ワイドコラボ協定』を締結できたことを大変うれしく思う。それぞれの力と知恵を結集して誰もが生き生きと輝く、明るい未来を築いていきたい」とコメントした。
同席したアルバルクの林邦彦社長は「トヨタアリーナ東京の運営を始め、既にさまざまなスポーツや音楽コンサート、企業の記念式典や多様なイベントを開催して、臨海副都心へ数多くの人が足を運んだ。このアリーナが単なる試合会場ではなく、地域コミュニティーのハブとなり、交流を生み出す場として機能することを目指している。今協定の8項目を重点にスポーツとアリーナの力で都民の生活に彩りを添え、都民生活の可能性を掘り起こしていけるよう、都との関係を深化させ、多くの取り組みを実行していきたい」と意気込みを見せた。