江東区内の福祉施設と地域の店が集まる「まぜこぜマルシェ」が11月15日、江東・北砂の就労継続支援B型の事業所「ゆめ工房」(江東北砂1)の敷地内で開催される。
みかんなどのドライフルーツを販売する「ばあちゃん農場オーガビラ」(過去開催の様子)
同イベントは同所を運営する「ゆめグループ福祉会」が毎月第3土曜に開いているマルシェ。2028年に建設を予定している複合福祉施設「北砂まぜこぜセンター(仮称)」の開所に向け、地域の住民や店との相互交流の場づくりとして2023年10月に始まり、今回が19回目となる。
当日は、障害者の就労支援施設「リサイクルショップ サラエ」や「Cafeくれよん」、たい焼きを販売するキッチンカー「双美堂」などが出店。同会の田中直樹さんは「出店者には障害を持つ仲間と一緒に販売をしていただくことで、障害への理解を深め、障害を持つ仲間との関係性ができるようにした」と話す。
昼時には「ユニバーサル食堂」もオープン。子どもは無料、大人は寄付制でカレーライスを提供する。田中さんは「障害のある人もない人も誰もが一緒に楽しく食卓を囲めるような場をつくるので来場してほしい」と呼びかける。
開催時間は、まぜこぜマルシェ=10時30分~14時30分、ユニバーサル食堂=11時30分~13時30分。入場無料。