ラグビーリーグワンの2025-26シーズンが12月13日に開幕し、夢の島競技場(江東区夢の島1)をホームに戦うディビジョン2の清水建設江東ブルーシャークスが日本製鉄釜石シーウェイブスに28-17で勝利した。
同会場で11月に行われたプレシーズンゲームと同じカードの開幕戦となった両チーム。そのゲームで勝利したブルーシャークスはホーム開幕戦も勝利で飾りたい思いがある一方、連敗したくないシーウェイブスの思いもあり、互いの気持ちがこもった戦いとなった。
シーウェイブスのキックオフで始まった序盤開始6分。敵陣22メートル付近でウイングの西端(にしばた)玄汰選手がオフロードパスをし、フランカーの長谷銀次朗選手に渡ってトライが成功。スタンドオフのビリー・バーンズ選手のコンバージョンゴールも成功し、幸先良く7点を先制する。
16分にシーウェイブスのミッチェル・ハント選手のペナルティーゴールが成功し、7-3になるも、前半は両チームとも追加点が決められずにそのまま終了した。
後半は開始直後の2分に敵陣22メートル付近のターンオーバーでボールを奪ってからウイングで出場の尾崎達洋(たつひろ)選手がトライ。バーンズ選手のコンバージョンゴールも成功し、14-3と点差を広げる。
シーウェイブスもすぐさま反撃し、6分にラインアウトから続く攻撃で村上陽平選手がトライ。ハント選手のコンバージョンゴールも成功し、14-10に詰め寄る。
直後の9分、またしても敵陣22メートル付近での相手のターンオーバーから、センターのマリティノ・ネマニ選手がトライ。バーンズ選手のコンバージョンゴールも連続して成功し、21-10と点差を引き離す。
その後、時間が経過した31分にシーウェイブスがトライを決め、コンバージョンゴールも成功。4点差まで詰められたものの、36分にブルーシャークスのエッセンドン・トゥイトゥポウ選手がベンチから出場してトライ。バーンズ選手がコンバージョンゴールを成功し、そのまま点差をキープして試合終了。最終結果は28-17で開幕戦をものにした。
第2節は12月20日、アウェーとなる東平尾公園博多の森陸上競技場(福岡市博多区)で九州電力キューデンヴォルテクスと戦う。