
清澄白河のパティスリー「EN VEDETTE(アンブデット)」(江東区三好2)が8月30日、ドーナツ店「UN DONUT(アン ドーナツ)」(白河2)を深川資料館通りにオープンした。
アンブデットのシェフパティシエ・森大祐さんは「パティシエが考えるおいしいドーナツを食べてほしいという思いから、ドーナツの専門店がなかった清澄白河に出店した。ケーキ屋が作る最高級のクリームを使ったドーナツを提供する」と話す。
キツネのロゴが目印の同店の店舗面積は56平方メートル。店内には、その場で食べたり、撮影できたりするカウンターを設置。店舗前には購入後に気軽に座って食べられるようにベンチも用意した。
店名の「UN」は「1」を意味するフランス語。森さんは「オンリーワン、ナンバーワンを目標にしたドーナツを作るため、パティシエならではのシュー生地を使い、イタリアの発酵菓子パネトーネから発想を得たもちもち食感の生ドーナツを完成させた」と言う。
一般的にあん入りのドーナツは生地に包んでから油で揚げるが、同店では揚げた後にあんやクリームを搾り入れるため、「口溶けが滑らかなあん入りドーナツが味わえる」という。価格は430円~で、常時11種ほどのドーナツをショーケースに並べる。森さんの「お薦め」は「あんこ&クリーム」「ピスタチオ」(以上540円)。
今後、「よりデコレートした」ドーナツも販売する予定。
営業時間は11時~18時30分。