B3で戦う東京ユナイテッドが11月15日・16日、有明アリーナ(江東区有明1)に金沢武士団を迎えて今季ホームゲーム初となる勝利をもぎ取った。
15日のゲームは出場選手が8人だけの厳しい戦いとなり、第1クオーター(Q)こそ、17-15とリードしたものの、第2Qと3Qでじりじりと点差を広げられ、最終スコア59-70で敗れた。
勝利を逃したものの、ビッグマンのハイデン・コヴァル選手が22得点、10リバウンド、2ブロックと大暴れし、笹山陸選手もベンチスタートながら、10得点、4オフェンスリバウンドと活躍した。
翌16日に同会場で行われた2戦目は、ホーム初勝利を目指すユナイテッドが、348人のブースターの前で躍動。前半を38-40の接戦で終えた。第3Q序盤に先発の一角を占める川島蓮選手の得点で追いつくと、同Qだけで8点を川島選手が挙げるなど、3点のリードを保ったまま終了。
第4Qも先手を打ったのはユナイテッド。同じく先発出場の徳川慎之介選手が2ポイントとフリースローを決め、リードを6点に伸ばす。中盤で9点差のリードを奪うも、終盤にかけてじりじりと追い上げられ、武士団の松尾河秋(がしゅう)選手の3ポイントシュートで2点差まで追いつかれるも、最終スコア73-72で逃げ切り、ホーム初勝利となった。
11月16日時点で、ユナイテッドは5勝9敗の11位、武士団は7勝9敗の10位。
次節第9節は11月22日・23日にアウェーのAGF鈴鹿体育館(三重県鈴鹿市)で、今季現時点で最下位に低迷しているヴィアティン三重と対戦する。