Bプレミアが開幕し、10試合目となったアルバルク東京(以下、東京)が10月22日、TOYOTA ARENA TOKYO(江東区青海2)に茨城ロボッツ(以下、茨城)を迎え66-69で惜敗した。
第1クオーター(Q)は両チームともジャンプシュートが決まらない展開の中、東京が連続3ポイント(P)シュートで6点差とする。その後、セカンドチャンスを生かした茨城が追いつき19-19でブザー。ライアン・リッチマンヘッドコーチ(HC)は「相手がしっかり準備してきて、オフェンスリバウンドが勝敗を分けるポイントになった」と分析した。
第2Qは茨城の吉井裕鷹選手の3Pシュートでスタートし、ザック・バランスキー選手が入れ替えして同点にする。両チーム得点を積み上げる中、安藤周人選手がBリーグ通算1000本目となる3Pシュートを決める。流れに乗った東京は一気に12点差とリードを広げた。その後、茨城が追いつき、41-40で前半を終える。安藤選手は「チーム全体としても自分自身のプレーもいいとは言えなかった。まだ探りながらプレーしているし、もっと点を取りにいくべきだった」と話す。
後半もシュートタッチに苦しんだ両チーム。茨城は時間を追うごとにヴィック・ロー選手への負担が増していく。吉井選手は「彼に対して自分もチームももっとサポートできないかと常に考えている」と話し、両チームトップの33分出場したロー選手は攻守に貢献。東京は31分半出場のキヨンテ・ジョンソン選手の得点がこれまでの試合に比べると伸び悩み、55-55で最終Qへ。
第4Qも「厳しいディフェンスから速い展開のオフェンス」をクリエートしきれない東京は、茨城のしつこいディフェンスに苦しみ個人プレーが目立つ。結果、トータルリバウンド数で12本多く、オフェンスリバウンドは11本も多かった茨城がロースコアの戦いを制し、リーグ戦3連勝。Bリーグ参入後、初めて東京に勝利した。東京は連勝が止まったが、開幕から10試合を終えて8勝2敗となり首位をキープした。
屋外では同施設開業1周年を記念したイベント「AOMI Beer Garden」を開催。キッチンカーが、シンボルプロムナード公園「夢の広場」を囲むように並んだ。来園者はランタンのともるテーブルでクラフトビールを飲みながら、同試合のパブリックビューイングを楽しんだ。
試合後、リーグ戦10試合を終えたことについてリッチマンHCは「チームとしてはいいところが多かったからこそ8勝2敗という成績を作り出せた。ただ、まだまだ成長できるチーム。どういったチームになるのかは想像できないが、今日はディフェンスから速攻で走れなかった。流れが悪かったので、その辺りが次の課題」と振り返る。
安藤選手は「10試合を終えて、チームの雰囲気はいいと思う。コミュニケーションは取れているし、どうすべきか昨年より話をしている。今日は崩れてしまったが、60試合の中ではそういう時もある。収穫が多い、学びの多い試合だった。よりコミュニケーションを取っていきたい」と話す。
吉井選手は「10試合を終え、まずは負けている分を勝っていきたい。今日で3連勝はしたが、目の前の試合に集中する。余裕なんて1ミリもない」と気を引き締める。
東京は今月24日、同施設でシーホース三河を迎え討つ。開業1周年を記念したイベントも同日が最終日となる。