江東区が7月1日、区内の中小企業に向けてデジタル化・DXを支援する拠点「Koto-DX推進支援センター(KOTOdX・コトックス)」をカメリアプラザ(江東区亀戸2)9階に開設した。
「KOTOdX HUB(コトックス・ハブ)」にコワーキングスペースを用意
同センターは、業務の効率化や生産性の向上などをITツールやデジタル技術などを活用して解決するDXの推進を、区内の中小企業と伴走しながら実施していくための拠点。人手不足や事業承継、働き方の変化、顧客ニーズの多様化など、各事業所や個人事業主が抱える課題に対応しながら企業の変革を後押しする。
同区地域振興部経済課の根本将司(まさし)課長は「DXを始めたいがどうすればいいか分からないという人にこそ、気軽に相談していただきたい。DXに関する専門的なサポートを受けながら、無理なく一歩ずつ取り組むことができ、DX化を身近に感じていただけると思う。個々の状況や課題に応じた具体的なアドバイスや実践的な支援を受けることができるため、日々の業務改善や生産性向上にもつなげていただきたい。DX化の第一歩として、ぜひ利用いただければ」と来館を促す。
同センターの利用には会員登録が必要。区内の事業社が登録できる「ビジネス会員」と就職や転職を目指してデジタルスキルの向上を図る区民向けの「スキルアップ会員」に区分されている。
入会金や年会費、利用料は無料。センター内には、相談ができ、24席のコワーキングスペースも利用可能な「KOTOdX HUB(コトックス・ハブ)」とセミナーやイベントを開催する「KOTOdX PORT(コトックス・ポート)」の2フロアを用意。併せて区内事業所へICT相談員(専門家)も派遣する。より実践的な導入支援として補助金申請に向けた事業計画策定のサポートやツール導入後のフォローアップなど現場に踏み込んだ支援を行う。
コワーキングスペースを利用するために訪れたビジネス会員の一人は「亀戸駅すぐの場所で、電源とWi-Fiが完備されていて無料で利用できるのはとてもありがたい」と話していた。
9階フロアには区が運営する「江東しごとサポートセンター」が隣接。今後は両センターが連動していくほか、区の総合経営相談や補助金などの事業とも連携していく。
開館時間は9時30分~18時(土曜は17時まで)。日曜・祝日休館。利用無料。