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江東・森下の木下製餡所に「あんこ自販機」 24時間販売可能に

営業中は大きなのれんがかかる店の入口前に設置した自動販売機には行列ができることも

営業中は大きなのれんがかかる店の入口前に設置した自動販売機には行列ができることも

 あんの製造・販売を手がける木下製餡(あん)所(江東区森下4)が6月4日、店舗前に冷蔵自動販売機を設置して24時間態勢であんの販売を始めた。

小豆こしあん、小豆つぶあん、白あん、ごまあん、レモンあん、さくらあんを用意

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 同社は1949(昭和24)年創業。4代にわたり「豆本来のおいしさを追求した」あん作りを続け、和菓子店や製パンメーカー向けの業務用あんの製造のほか、一般客向けに店頭販売を行ってきた。ただ、店頭での販売は営業時間内に限られるため、昼休みや土曜・日曜・祝日など営業時間外や休業日に「販売機会を逃していることが課題だった」という。

 今回の自販機設置について、社長の木下善仁(よしひと)さんは「あんこをもっと身近に、もっと自由に楽しんでもらいたいという思いがきっかけだった」と導入の意図を話す。仕事帰りや散歩の途中、休日の朝など、「今、あんこが欲しいという時に、いつでも気軽に購入できる環境を目指した」という。

 導入したのは屋外対応の冷蔵自動販売機。冷蔵を中心に温度帯の切り替えが可能で、あんの品質を保ちながら24時間販売できる。販売は6種類のあんで、現金のほか、クレジットカード、電子マネー、コード決済にも対応する。

 自販機のデザインは、森下・清澄白河の街並みに溶け込むことを意識して制作。メーカーと打ち合わせを重ねながら同社のロゴマークを生かした現代的で親しみやすいイラストをあしらった。左右でデザインを変え、片面は日本語、もう片面は英語表記としたほか、シンボルとなる小さなウグイスを描くなど「遊び心も取り入れた」という。

 木下さんは「店頭に大きなのれんを掲げているため、初めてのお客さまには少し入りにくく感じられることもあるのではないかと思っていた。営業時間も限られているため、興味を持っていただいていても、なかなか来店できない人もいたかもしれない」と振り返る。

 「そうした入りにくさや営業時間の壁を少しでもなくし、生活の中でもっと気軽にあんこを楽しんでもらいたいという思いから自販機を設置した。近隣にお住まいの方はもちろん、清澄白河や菊川、森下を訪れた人にも、まち歩きの途中に気軽に立ち寄ってほしい。トーストやアイスクリーム、ヨーグルトに添えるなど、日々の暮らしの中であんこを楽しんでもらえれば」と利用を呼びかける。

 店舗の営業時間は、9時~12時、14時~16時。土曜・日曜・祝日定休。

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