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「街をつなげる人をつなげる」江東区キーパーソンインタビュー《vol.003》株式会社スイミージャパン 中本徹代表取締役社長 / Part1

「江東経済新聞」の特集は「街をつなげる 人をつなげる」をテーマに街に寄り添う人を紹介します。
【江東区キーパーソンインタビュー】の第3回目は江東区古石場でワインを醸造する「株式会社スイミージャパン」の中本徹社長です。

現在、運営されているワイナリーを教えてください。

「深川ワイナリー東京」「渋谷ワイナリー東京」を自社運営しています。アライアンスを含めると全国で10カ所のワイナリーに携わっています。中には、レストランに併設する形で世界初となる空港内ワイン醸造所として大阪国際空港(伊丹空港)内に「大阪エアポートワイナリー」を2018年にオープンしました。今もとても好評です。

ワイナリーではありませんが、江東区門前仲町にあるスーパーマーケット「赤札堂深川店」さんの屋上500平方メートルほどのスペースに、ぶどうを栽培する「深川ワインガーデン」を竹中工務店さんにサポートしていただいて運営しています。山形のぶどう100株ほどでスタートして8年ほどになりますが、ここ数年は30~40本のワインが深川産のぶどうでできています。

その他にも、JR横浜駅のエキナカに990円でワイン飲み放題の女性向け小皿料理の店舗を私が以前勤務していたアパレル通販のフェリシモさんとの合弁会社で運営しています。以前はミッフィーをキャラクターにしたワインバルを運営していたのですが、数年の売り上げが好調期を経て、だんだん人気に陰りが見え、業態を変更しました。深川ワイナリー東京のワインをメインで入れています。飲み放題なので来店されるお客様はかなりの量を飲んでいます。

深川にワイナリーを構えた理由を教えてください。

現在の会社を起業する前の私は、大手企業の貿易や広告のコンサルタントとして12年ほど、日本と中国を行き来しながら仕事をしていました。同時に北京で日本人向けのワインバルも経営していました。ただ、2012年ぐらいから広告の仕事が急激に少なくなってしまって。日本に戻ってきて江東区に住み始めました。しばらくは大手企業さんの広告のコンサルタントをしていましたが、中国で制作していた商品の原価が上がってしまい、事業的に厳しくなって、日本でもワインバルを始めました。それを起点に違う展開をと考えながらだったのですが、ワインバルをやっていながらワインはど素人でした。ワインの事業としてワイン醸造所はかっこいいなーと思い、全国の醸造所を調べました。ちょうどその時「東京ワイナリー」さんがオープン。であればと浅草、上野、深川を候補に物件を探しました。自分の中では違和感が面白いと思って深川に決めました。青山や代官山はかっこいいですけど私の柄ではない。深川は江戸時代に江戸城の開墾で大阪の摂津から来た人の名前が由来で、私も関西出身なのでここに決めました。

そもそもワインを飲むことは好きでした。ただ、ワイナリーは深川が初めてでしたし、運営の実績もなかったので、「ワイン醸造所で勝負しようと思うんだけど」とスタッフに伝えたら3度見されました。前述したようにワイナリーの前にまずワインバルを始めることにしました。その時、フェリシモ時代の後輩の旦那様が江東区で不動産事業を始めたと耳にして、物件を探してもらい、元ダンススタジオを改装して店をオープンしました。その時から「ワイナリーをやります」とことあるごとに話をしていました。そうこうしていたら、フジマル醸造所さん(江東区三好2)がオープン。当時、東京ワイナリーさんとフジマル醸造所さんはかっこよかったんですね。

次のページではワイナリーのはじまりと運営会社についてお聞きしました。

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