枝川区民館(江東区枝川3)と周辺道路で7月5日、地域イベント「えだまちマルシェ Vol.1」が開催され、多くの地域住民や家族連れでにぎわった。
同イベントは、2030年代半ばに予定される東京メトロ有楽町線新駅(仮称)枝川駅の開業を見据え、枝川・塩浜エリアのにぎわい創出と、住民・団体・企業がまちづくりに参加するきっかけづくりを目的に、枝川駅まちづくり協議会が企画した。
会場には、パンやカレー、ケバブ、韓国おでん、おにぎり、焼き菓子、かき氷などを販売する飲食ブースやキッチンカーが並び、地域住民や近隣店舗によるマルシェも展開。買い物や食事を楽しむ来場者で終日にぎわいを見せた。
ステージではミニコンサートや枝川太鼓会による演奏が行われたほか、韓国の伝統工芸「ポジャギ」体験やチョゴリ、東京メトロ制服の試着撮影会など、枝川ならではの文化を体感できる企画も用意。子どもたちは工作体験や各種ワークショップを楽しんだ。
スポーツ体験コーナーには、江東区をホームタウンとするプロバスケットボールクラブ「アルバルク東京」「東京ユナイテッドバスケットボールクラブ(TUBC)」、ラグビーチーム「清水建設江東ブルーシャークス」が参加。選手やスタッフと触れ合いながら、バスケットボールやラグビーを体験する子どもたちの姿が見られた。
芝浦工業大学建築学部地域計画研究室と連携し、将来の(仮称)枝川駅周辺の街並みを創造したVR体験も実施。来場者はゴーグルを装着し、未来のまちの姿を映像で体感した。
同協議会の橋本敏之会長は「初めての開催だったが、地域の住民や企業、団体、出店者の皆さんの力が結集し、意義深いイベントとなった。子ども連れの家族を中心に、枝川・塩浜だけでなく辰巳や豊洲など周辺地域からも多くの人に来場いただいた。学校を通じた周知にも協力いただき、子どもたちが地域と関わることが、まちへの愛着やつながりを育むと実感している。今後も皆さんと一緒にこの場を育て、9月27日の次回開催につなげていきたい」と次を見据える。
同協議会にぎわい創出部会長を務める梅村俊広さんは「協議会として初のにぎわいイベントを、企画開始から約3カ月という短期間で実現できた。20を超える出店や企画が集まったのは、地域の住民や企業、団体の皆さんの協力と、これまで築いてきたつながりがあったからこそ。当日は想定を上回る来場者数で、地域のにぎわいや交流への期待、これから変化していくまちへの関心を実感した。今回の学びを生かし、次回はさらに多くの方に楽しんでいただける場にしていきたい」と意気込む。
当日は来場者アンケートも実施し、今後の地域イベントやまちづくり活動に生かしていく予定。