江東区亀戸の将来像を協議する「亀戸エリアプラットフォーム全体会」が5月27日、亀戸文化センター(江東区亀戸2)で開催された。
同会は亀戸の住民等で構成された「羽亀まちづくりプロジェクト」が主催した全6回のワークショップの結果をまとめた「亀戸未来ビジョン(暫定版)」をブラッシュアップし、本年度中をめどに策定を目指す。
エリアプラットフォームとは 行政やまちづくり団体、企業などが集まって街の将来像を議論しながら描き、その実現に向けた取り組みについて協議・調整を行うための場のことで、 国土交通省都市局が進める官民連携によるまちづくり事業の一つ。
会場には亀戸のさらなる魅力増進や課題解決に向けた検討を行うため、江東区の担当者やまちづくり団体、デベロッパーなど25人ほどが参加。事務局による暫定版の説明後に意見交換が行われた。
冒頭、亀戸エリアプラットフォームの田中健祐(けんゆう)会長が「70年ほど亀戸で暮らしてきた私は亀戸に対して責任がある。皆さんと一緒に街の将来を協議できれば」とあいさつ。続いて、大久保朋果江東区長が「亀戸の皆さんはこの地を愛していて、そのパワーをわれわれも正面から受け止めて一緒にいい街にしていきたいと思っている。課題はあるが少しずつ解決していきながら、いいところはもっと魅力的にしていきたい。本日始まる議論を期待している」と話し、会がスタートした。
前半は事務局の右田萌(みぎた・めぐみ)さんがこれまでの経緯などを説明し、事務局の澁谷夏珠(なつみ)さんが「亀戸未来ビジョン(暫定版)」などを解説。後半は出席者同士の意見交換を行い、商店街や町会が抱える運営に関わる人不足の問題などが取り上げられ、新たな組織をどう構築していくといった議題を同会で話し合っていくことで合意した。
同会終了後、田中会長は「さまざまな立場の人からいろいろな意見を頂き、協議することで少しずつでも問題や課題は解決できると感じた。エリアプラットフォームが亀戸の発展のベースとなればうれしい」と今後への期待感をにじませる。
併せて、「亀戸未来ビジョン(原案)」の展示会や説明会を今夏に予定していることも案内した。今後、区民からの意見を募りながら、「ビジョンをまとめていく」という。