見る・遊ぶ 学ぶ・知る

芭蕉記念館で45周年企画展 芭蕉など江東区ゆかりの俳人を紹介

2026年前期企画展「江東区ゆかりの俳人たち」会場風景

2026年前期企画展「江東区ゆかりの俳人たち」会場風景

 江東区芭蕉記念館(江東区常盤1)で現在、2026年度前期企画展「江東区ゆかりの俳人たち~芭蕉・一茶から現代まで~」が開催されている。

小林一茶が俳句を記した短冊や掛け軸が並ぶ

[広告]

 1981(昭和56)年に同館が開館して、今年で45周年を迎えることを記念して企画した同展。江東区と俳句の歴史的なつながりをたどりながら、江東区にゆかりのある俳人たちを紹介している。

 江東区と俳句との関わりは、1680年に松尾芭蕉が日本橋から深川へ移り住んだことに始まる。その後、門人の曾良(そら)をはじめとする芭蕉ゆかりの俳人や、江戸時代後期を代表する俳人・小林一茶も居住。近代以降も石田波郷(はきょう)や八田木枯(はった・こがらし)ら多くの俳人が足跡を残してきた。現在も、現代俳人の真鍋儀十(ぎじゅう)さんから資料の寄贈を受けて開館した同館が、現代俳人と江東区をつなぐ拠点になっているという。

 同展が始まって約1カ月となるが、現在までに約2000人が来館しているという。今回は同館の展示としては比較的大きなスペースを小林一茶に関する展示に充てているのが特徴で、関連イベントとして一茶に関する講座も開いている。

 企画展担当の齊藤照徳(あきのり)さんは「当館はその名の通り、松尾芭蕉と江東区のゆかりを紹介する博物館。今回の展示では小林一茶も江東区にゆかりがあり、居を構えてさまざまな場所で俳句を詠んでいたことを紹介している。江東区ゆかりの俳人でありながら、これまで当館で紹介したことがなかった八田木枯についても、遺族から資料を借用して展示している。その他にも俳句の歴史を彩る俳人たちについて展示しているので、俳句のまち・江東区の歴史的魅力を感じに来てほしい」と来館を呼びかける。

 会期中は関連イベントとして、7月18日に記念トークショーを開催。芭蕉記念館俳句アドバイザーの藺草(いぐさ)慶子さん、「門」主宰の鳥居真里子さん、「麒麟」主宰の西村麒麟さんが登壇する。6月28日、7月19日、8月16日にはミュージアムトークイベントも行う。

 開館時間は9時30分~17時。第2・4月曜休館(祝日の場合は翌日休館)。観覧料金は200円。8月23日まで。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
ALL