
ーー東京のチームとして、東京全体を盛り上げていく決意とお聞きしました。クラブチームとして具体的にどのようなことをしていこうとお考えですか?
サンロッカーズは本拠地である渋谷にフォーカスをしてさまざまな活動をしてきました。今後は移転した江東区を中心にしつつも、東京全体にファンを作る動きをしたいと思っています。それは地域貢献の活動だったり、バスケットボールという競技の普及活動だったり。自治体と協定を結んでいくことも含めて、広くお客さんを取り込んでいきたいと考えています。
別の側面では「かっこよくありたい」とも思っています。例えば新しいロゴも「かっこよくてスタイリッシュ」というコンセプトでデザインしました。発表した「ビジョン」には「東京のカルチャーになる」と掲げていますが、まさにあの発表の時も言ったようにドジャースみたいな存在ですね。例えば街でサンロッカーズのキャップを被っている人がいるとか、Tシャツを着ているような。普段でもかっこいい存在であり、生活に溶け込んでいる存在になっていきたいなと考えています。漠然とではなく本気でそこを目指していきたいと思っています。

ーー神田さんの江東区の印象や江東区への想いをお教えください。
私の印象が合っているかはわかりませんが、ファミリーがすごく多くて住みやすい街なんだろうなと感じています。街を歩いているとマンションがありながらも下町っぽさもあるんですよね。そしてすごくスポーツに理解のある区という印象もあります。街中にアルバルク東京さんやTUBCさんの飾りがありますし。スポーツを通して区民を元気にしようとか、スポーツの力を信じている区なのかなと感じています。
バスケットボールというスポーツは日本ではまだまだ流行っているとは言えないと思ってるいます。トヨタアリーナ東京でも常に 1万人が入っているわけではないのに対して、野球の巨人戦は週6で試合をやっても毎試合4万人ぐらいが来場します。そういう意味で言えばスポーツを観戦する層は東京にたくさんいるはずで、アルバルクさんやTUBCさんのブースターを奪うような話ではなく、 3チームのどの試合でもいいのでまずは観戦に来てもらいたい、まずはバスケットボールファンになってもらいたいと思っています。その上でどのチームかを選ぶのであれば選んでいただいていいのですが、基本的に同じ日に江東区内での試合はないので、3チームで力を合わせてバスケットボールのファン自体を江東区で増やしたいという思いで取り組んでいこうと思っています。
ーー最後に熊本出身の神田さんに故郷への今の想いをお聞きします。
スポーツはこういう時も力になることができるはずです。スポーツを通して被害に遭った人を少しでも元気づけられたらと思っています。偶然にも9月5日に熊本でプレシーズンマッチが組まれていて、その前の9月2日には大分でも試合をしました。その会場で選手にも協力してもらって募金活動をし、集まった募金を義援金として熊本県庁に持っていきました。故郷だからということだけはなくてスポーツクラブの役割として、そういった活動を今後もしっかりやっていきたいと思っています。

2026-27シーズンからBリーグが進化。トップカテゴリーを「Bプレミア」と称して、昇降格のないリーグ戦が始まる。神田社長率いる東京サンロッカーズはロスターを強化し、3年以内のリーグ制覇を掲げ、チーム全体で旋風を巻き起こすだろう。
選手が輝くことでカルチャーができ、東京に江東区にサンロッカーズありと多くの人が認識していく未来が見えてくると思う。
男子バスケットボールのプロクラブが江東区に3チーム。区民の皆さまに、熱く楽しめるゲームを「江東経済新聞」でもお届けしていきたい。

