江東区を拠点に活動するBリーグのアルバルク東京(以下、A東京)、東京サンロッカーズ(同、東京SR)、東京ユナイテッドバスケットボールクラブ(同、TUBC)の3クラブが、9月1日に行われた2026-27シーズンのティップオフセレモニーに参加した。
Bリーグ11年目となる今季は、「B.革新」としてリーグ構造の再編などが行われた。新トップカテゴリー「Bプレミア」にA東京と東京SRが、続く「Bワン」にTUBCがそれぞれ属している。ティップオフカンファレンスには、リーグに所属する55クラブの選手らが参加した。
2016(平成28)年のBリーグ開幕戦を戦ったA東京は、Bプレミア初年度も他のカードに先駆けて開幕戦を迎える。テーブス海選手は「10年前のあの試合でBリーグが始まり、すごく盛り上がったイメージ。Bプレミアの第1試合なので、皆さんを楽しませる義務があると思うし、プライドをもってプレーするのは絶対だと思う。まずは勝利でスタートできたら」と意気込む。
チームの全体練習は8月22日に始まったと言い、「昨年からいるメンバーはモチベーションが高いし、新しい選手が入り、新しい風が吹いている。新しいコーチを迎え、新しいシステムに皆がチャレンジしようとしているので、雰囲気はバッチリ」とチーム状況を明かす。ライアン・リッチマン新ヘッドコーチは日本代表で攻撃の戦術を担当しているコーチでもあるが、今季のスタイルについては、「代表に少し似ている。今までのアルバルクになかったトランジションバスケット。ペースは速く、ボールと人が動いてスリーポイントを打ちたいという、今までとはちょっと違ったスタイルを求めているのかな」と触れた。
東京SRは今季から江東区に移り、日本代表戦も行ったTOYOTA ARENA TOKYO(以下、TAT)をホームアリーナとして使う。ジョシュ・ホーキンソン選手は「(TATでの)観戦体験はファンにとって本当に素晴らしいものだと思うし、ファンが作り出す雰囲気は僕たちに『さらに頑張ろう』というモチベーションを与えてくれる」と期待を込める。開幕戦は今月25日。
自身は在籍4季目となるが、「毎年心がけているのは、外国籍選手と日本人選手の橋渡しになること。そして、やはり同じキャプテンの(ベンドラメ)礼生の力になりたい。長年サンロッカーズを支えてチームの顔として活躍している彼の声はチームにとって非常に重要なので、リスペクトを持ちながら、リーダーシップなど自分がもたらせることでいい影響を与えていけたら」と、自身の役割についての考えを示す。今季について、「最初の数年はチームとしても成長できていたと思うが、昨年はチームとしても個人としてもメンタル的にも非常にタフなシーズンだった。アイデンティティーの構築に苦労したので、再構築していくのが一番重要」と話した。
「選手たちが一堂に集まると、開幕が近づいてきた実感がある」と話したのは、TUBCの徳川慎之介選手。チーム練習は7月中旬に始まり、8月に入って外国籍選手が合流したといい、「日本人選手は大きく変わっていないし、スタイルも変わっていないので練習を積み上げられている」と手応えをうかがわせる。「全体的にレベルが上がっていると思うので、自分たちがやってきたことが、どれだけ結果として表れるかというところにコミットできるように、チーム全員で期待をもって頑張りたい」と意気込む。ホーム開幕戦は10月3日。