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ピンクリボンデーでA東京、Bプレミア3連勝 平岩選手躍動で勝利に貢献

リバウンドに絡み、競り勝ってゴール下のシュートを決めきった平岩玄選手

リバウンドに絡み、競り勝ってゴール下のシュートを決めきった平岩玄選手

 Bリーグ・アルバルク東京(以下、A東京)が10月8日、TOYOTA ARENA TOKYO(江東区青海1)で佐賀バルーナーズ(以下、佐賀)と対戦し90-74で勝利した。

チームハイの26得点をあげたディー・ジェイ・ホグ選手

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 毎年10月は世界共通の「乳がん啓発月間(ピンクリボン月間)」で、9年間、啓発活動をしてきたザック・バランスキー選手にチームが賛同し、この日の一戦を「PINK RIBBON DAY(ピンクリボンデー)」と銘打って開催。ピンク色のバッシュなどを履いて、乳がんの早期発見・早期治療を呼びかけた。

 試合は昨シーズン、千葉ジェッツで共闘していたディー・ジェイ・ホグ選手と佐賀のナシーア・リトル選手のマッチアップに注目が集まった。第1クオーター(Q)は、ライアン・リッチマンヘッドコーチ(HC)が目指す「厳しいディフェンスから」を体現するように、佐賀に思うようなシュートを打たせず、ディフェンスリバウンドをライアン・ロシター選手が奪い、オフェンスにつなげる展開が続く。ホグ選手や安藤周人選手の効果的な3ポイント(P)シュートなどで点差を広げた。

 終盤、ベンチから出場したばかりの小酒部泰暉選手がディフェンス時に接触し、負傷のため退くアクシデントがあったもののホグ選手が10得点目となるフリースローを決めて29-15で終了した。

 第2Qはリトル選手の連続7得点でスタート。ホグ選手が得点を入れ返し、平岩玄選手がインサイドで持ち味を発揮してリバウンドやゴール下でシュートを決めて会場を盛り上げた。8得点10リバウンドとの平岩選手は「日本人ビッグマンだから試合に出られるという声もあるが、強い人が出られるので、そこは気を引き締めてプレーしている」と振り返った。速攻でのダンクなどリトル選手の速さとフィジカルを生かしたプレーで点差を縮められたものの、前半はフェイスガードを着けて戻ってきた小酒部選手の意地の3Pシュートが決まり44-34となってブザーが鳴った。

 ハーフタイムではピンクリボンデーのイベントを実施。来場した7851人のブースターがクイズ企画などで乳がんの知識を深めた。バランスキー選手は「チームとして初めてピンクリボンデーを実施してくれたことに感謝している。自チームだけでなく、佐賀の井上諒汰選手(バランスキー選手と同じ東海大三高校出身)もピンク色のバッシュを履いてくれていたり、活動の輪が広がっていたりすることもうれしい」と話す。

 後半冒頭はA東京との高さのミスマッチに苦しんできた佐賀がオフェンスリバウンドで踏ん張り6点差まで点差を縮める。A東京も流れを渡すまいとホグ選手、キヨンテ・ジョンソン選手がオフェンスを牽引し再び二桁差まで戻す。食い下がる佐賀をバランスキー選手の連続得点や飯田遼選手の3Pシュートで応戦し10点差をキープして最終Qへ。

 時折見せるゾーンディフェンスと粘り強いマンツーマンディフェンスで佐賀の得点を許さず、ホグ選手や平岩選手の活躍で4Qは最大19点差をつける。A東京は残り2分24秒でタイムアウトをとり、選手を入れ替え、90-74で勝利した

 自身が掲げる「厳しいディフェンスからの爆発的なオフェンスへ」が少しずつかみ合ってきた開幕5戦目だが「15試合ぐらいまではチームを見ていきたい」と語るリッチマンHC。大活躍だった平岩選手に対しては「水野宏太トップアシスタントコーチといいやりとりができていると思う。まだまだ成長するとチーム全員が信じている」と期待を寄せた。

 共同キャプテンを務める安藤選手は「それぞれが自分の役割をしっかりプレーしていきたい」と次戦以降の戦いを見据え、3Pシュート2本を決めた飯田選手は「次戦は古巣との対決になるが、あまり意識することなく、やるべきことをやっていきたい」と意気込む。

 千葉ジェッツとの激戦を連勝したのも束の間、ラクラン・オルブリッチ選手がけがで戦線を離脱した中、出場した選手が結果を残したA東京は現在東地区の3位。6戦目となる10月10日は、川崎ブレイブサンダースの本拠地に乗り込む。