カレー店「虹の仏Tokyo(ニジノホトケトーキョー)」(江東区亀戸6)が亀戸にオープンして、8月28日で1カ月がたった。
店舗面積は約30平方メートルで、席数は16席。居抜き物件を活用し、店内は「シンプルモダンを意識した空間」に仕上げたという。
店主は大阪で「虹の仏」を営む伊東亮哉さん。10代の頃から飲食店で働き、天ぷら店で揚げ職人を経験したほか、大手うどんチェーンや創作和食店、居酒屋などに勤務。30歳でカフェバーを開いて独立し、2012(平成24)年に「虹の仏」を開業した。
2015(平成27)年ごろにからインドカレーの提供を始め、翌年、に看板メニューとなる「出汁キーマ」を開発。2019年~2021年にはミシュランガイドのビブグルマンに選ばれた。大阪の店が15年の節目を迎え、弟子たちに店を任せられるようになったことから、50歳を迎えたのを機に、以前から憧れていた東京への出店を決めたという。
出店場所に亀戸を選んだきっかけは、不動産会社から物件を薦められたこと。伊東さんは「土地勘は全くなかったが、どこかで見た『進化する下町』というフレーズと、周りに、いわゆる『スパイスカレー店』がないことを面白いと思った」と振り返る。
店のコンセプトは、和食の「だし」とインドカレー、野菜を豊富に使うスリランカの混ぜカレーの融合。和食の料理人だった伊東さんがインド旅行をきっかけにカレー作りに興味を持ち、インドカレーと和食、スリランカ料理のワンプレートを混ぜて食べる文化を組み合わせて現在のスタイルを作り上げた。
ランチの看板メニューは「出汁(ダシ)キーマ」。伊東さんによると、「出汁キーマ」のという名称は同店が関西で最初に名付けたという。辛さを抑え、子どもから大人まで食べられる味に仕上げる。
夜は創作スパイス小皿料理を提供。ドリンクは、伊東さんが全国を旅する中で出会った生産者が手がける日本ワインを中心に、日本のジンやクラフトビールなど「日本のクラフト酒」をそろえる。
伊東さんは「ランチタイムは忙しいビジネスパーソンを中心に、お待たせしない『激早オペレーション』で提供したい。合間の時間は昼から飲める場所や遅いランチにも使ってもらい、夜は家族で食事ができる店にしていきたい」と話す。
営業時間は11時~22時。