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木場で舞台「オース&シン」東京初上演 能楽と雅楽で「マハーバーラタ」描く

津村禮次郎さんが舞台に立ったインド公演時の模様(photo by Hiroshi Koike)

津村禮次郎さんが舞台に立ったインド公演時の模様(photo by Hiroshi Koike)

 舞台作品「OATH&SIN(オース&シン)~マハーバーラタより」が10月2日~8日、ODYSSEY CREATIVE CENTER(OCC)at EARTH+GALLERY(江東区木場3)で上演される。

津村禮次郎さん(写真左)らとの稽古風景

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 世界最大級の叙事詩とされる古代インドの「マハーバーラタ」を原作に、小池博史さんが作・演出を手がける同作品。今年、インドの国際マハーバーラタ・フェスティバルとインド国立演劇学校(NSD)の招きで上演し、東京では今回が初上演となる。

 物語の中心となるのは、生涯独身の誓いを立てた「マハーバーラタ」の英雄ビーシュマ。自らが立てた誓いと守護者としての役割の間で引き裂かれる姿を通し、権力や犠牲、運命などを問いかける。

 ビーシュマを演じるのは、重要無形文化財(能楽総合)保持者の津村禮次郎(れいじろう)さん。雅楽演奏家の太田豊さんが龍笛(りゅうてき)や横笛、サックスを演奏し、能楽などの伝統的な表現とコンテンポラリーパフォーマンスを組み合わせた約60分の舞台をつくる。各公演50席限定。

 小池さんは「言葉は、もろく、恐ろしい。一度口にした誓いは、何十年、何百年と人を縛る。84歳の津村さんは、年齢を重ねなければ到達できない体で『人間とは何か』を体現する。まずはそれを見てほしい」と話す。会場についても「OCCの舞台空間は非常に美しい。時間の経過とともに移ろう様を楽しんでほしい。44年、境界線上に立ち続けてきた今を、ぜひ会場で」と来場を呼びかける。

 公演は10月2日~8日で、5日は休演。2日・6日・7日の夜公演終了後にはアフタートークのイベントを行い、小池さんのほか、津村さん、太田さんが日替わりで登壇する。

 開演時間は19時〜(3日=13時30分〜・18時〜、4日=13時30分〜・7日=13時30分〜、19時〜)。5日は休演。

 同会場では11月21日~26日にも、「マハーバーラタ」を題材にした「夢七夜 ~ビーマとドラウパディの夢」を上演する。夏目漱石の「夢十夜」の枠組みを取り入れた作品で、こちらも東京初演となる。