リリース発行企業:Institution for a Global Society 株式会社
Institution for a Global Society株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長COO:中里 忍、以下「IGS」)は、子どもたちの未来の可能性を広げる教育に取り組む全国の学校に向けて、非認知能力の可視化・育成を支援する測定ツール「Ai GROW(アイ・グロー)」の実践的な特設ページを公開しました。
?特設ページはこちら: https://blog.aigrow.jp/article/nexths20260918
本特設ページは、ツールの単なる活用事例にとどまらず、「高校での学びが、社会に出てからの活躍(仕事で求められる力)にどうつながるのか」という視点にフォーカスしています。
文部科学省による「N-E.X.T.ハイスクール構想」の追加採択(2026年9月15日公表)が発表されるなど、高校教育改革が一段と加速するこの機会に、学校が掲げる教育目標に向けた過程を「仕事」から逆算し、どのように「測れる指標(KPI)」へと具体化していくか、その考え方や手順について提言します。

▲「Ai GROW」が子どもたちの卒業後の活躍を見据えた「学びと社会の接続」を支援
■ 課題提起:高校生の学びは、社会に出てからどう生きるのか -- 足りないのは目標に向かう「ものさし」
現在、全国の多くの学校が「○○人材の育成」や「主体的に学び続ける生徒の育成」といった到達目標(KGI)を掲げ、日々教育活動に尽力しています。
一方で、「そのために1年目・2年目で、何がどこまでできていればよいか」という中間指標(KPI)まで具体的に描けている学校は、まだ多くありません。とりわけ、主体性や協働性、粘り強さといった「非認知能力・ソフトスキル」の成長は、一般的な学力テストには直接表れないため、成果として説明することが難しい分野です。
高校での学びが、卒業後の進路や社会での活躍にどうつながっているのか。IGSは、「仕事で求められる力」から逆算して学校の目標を測れる形(KPI)に翻訳していくことが、これからの高校教育改革を進めるうえで欠かせない視点だと考えています。
■ 「成果の可視化」を支える「Ai GROW」の3つのアプローチ
IGSは、児童・生徒の非認知能力を測定するアセスメント「Ai GROW」を通じて、以下の3つの視点から、全国の学校教育現場における成果の可視化を後押しします。
1. 実証事業・行政への成果説明とKPI設定
予算を活用した実証事業などを推進する際、教育活動の効果をどのように客観的に説明するかが求められます。「Ai GROW」は、一般的な学力テストでは測りにくい「主体性」や「協働性」などのコンピテンシーを、生徒の自己評価とクラスメイトらによる他者評価(360度評価)に、独自アルゴリズムによるバイアス補正を加えて数値化します。これにより、「1年目でどこまで育てるか」といったKPIの進捗をデータで確かめることが可能になります。実証事業の鍵となる、客観的な成果の可視化および再現性の検証に寄与します。
2. 生徒・現場教職員に伴走する日々の学び
探究型学習やPBL(課題解決型学習)において、生徒自らが問いを立て協働するプロセスを多面的に捉えます。生徒一人ひとりの強みと成長を可視化することで、「どんな経験が成長につながったのか」を振り返り、次の学びへとつなげる材料を提供します。
3. N-E.X.T.ハイスクールの拠点校・協力校間、地域の企業・大学等との「共通言語化」
「Ai GROW」は、学校が独自に掲げる教育目標やスクール・ポリシーを、計測可能な25のコンピテンシーの組み合わせによって定量的に捉えます。これにより、N-E.X.T.ハイスクールの拠点校・協力校間、連携先の企業や大学、地域社会とも「どのような力を育てているのか」を同じ言葉(共通言語)で語り合うことが可能になります。

▲「Ai GROW」で定量化できるコンピテンシー・一部抜粋
■ 特設ページを公開 ― 「求める人材像」を学校のKPIに変えるヒント
IGSは、こうした視点をより具体的に検討いただけるよう、特設ページ「学校は『仕事』に必要な力を言語化できているか?--求める人材像を、学校のKPIに変える」を公開しました。
仕事の現場で求められる力から逆算して学校の教育目標をKPIに落とし込んでいく手順などを詳しく紹介しています。
